チームビルディングPCM

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業績向上に繋がる社内コミュニケーションの改善

死ぬまで必要となるコミュニケーションにはなぜ投資しないのでしょう?

法律よりも感情

仕事において、良好な人間関係を構築することが目的ではありません。ただ、人間関係が上手く行っている組織の方が、成果も大きく、そこで働く人たちのモチベーションも高くなります。
商品戦略、地域戦略、客層戦略、営業戦略、顧客維持戦略なども、「人」を介して行われます。人間関係構築力が、戦略遂行にも大きな影響を与えます。
仕事柄、労使間のトラブルに関する相談をお受けすることも少なくありません。その際に感じることは、法律論よりも感情論によるものが実に多いということです。日ごろから良い関係づくりができてれば、このトラブルは減らすことが出来るのではないか、トラブルになっても酷くこじれることはないのではないかと思っています。
従業員が会社とトラブルを起こすきっかけは、人間関係のもつれによるものが多いと感じています。社長とお話しをさせていただくと、実に多くの社長が従業員に変わってもらいたいと考えています。
「おまえが変われ」
しかし多くの従業員もまた、自分の上司、社長に変わってほしいと考えていたりします。お互いがまず「あなたが変われ」というスタンスです。

人間関係を変える3つの方法について、作家のロバート・コンクリンは著作「説得力」の中で「人間関係を変えるには、3つの方法がある。ひとつは状況を変えること。もうひとつは他人を変えること。そして自分を変えること」と述べています。
この3つの中ですぐに取り組むことが出来るのは、言うまでもなく自分でコントロールできる「自分自身を変えること」です。社長が変われば、会社や従業員に対する影響力はとても大きなものがありますし、自分のあり方を変えることができれば、それは大きな成長でもあると思います。
自分を変えるためには、今の自分をよく知る、今の自分の癖を必要があります。あえて「癖」と言いますが、私たちは「癖」だらけです。物事の捉え方、言い方、聞き方、全てに「癖」があります。例えば、自分にとっては自然、当たり前な言い方が部下のA君には違和感があって受け取ってもらえないということがあるのです。
今の自分を知らなければ、「癖」をしらなければ、より良い方向に自分を向け、変えていくこともできません。

自分をより良く知るための、とても優れた方法として、アメリカの著名な臨床心理学者であり行動科学者でもあるテービー・ケーラー博士が生み出した即戦的な心理学、PCM®(Process Communication Model®以下、PCM)があります。

「どうして、言うことを聞かないのか?」

「あいつのことは、どうもよく分からない」

「何でそんな言い方をするのか?」

PCMが従業員に関するこのような疑問の解決や理解にもお役に立てるはずです。

一人ひとりの強みを活かす

「人は最大の資産である」 ピーター・ドラッカー
ピーター・ドラッカーは、著作マネジメントで、「人は最大の資産である。」と述べています。またその最大の資産である「人」のマネジメントについて、「マネジメントとは人の強みを発揮させることである。組織の目的は、人の強みを発揮させ、弱みを中和させることである。」とも述べています。

美点凝視の吉田松陰
人の強み、長所に重きを置いたのは、ピーター・ドラッカーだけではありません。吉田松陰もまた「人の強み」に着目しました。吉田松陰が松下村塾で教えた期間は1856年から1858年のわずか2年。この短い期間に明治を切り開く人材が多数出現しました。彼は、塾生の長所を活かす「美点凝視」を行いました。短所ではなく長所に着目し、褒めてその長所を伸ばしました。また彼は人を褒めるのが(承認するのが)とてもうまかったそうです。ドラッカーよりもはるか昔に人の強みを発揮させ、新しい時代を開く人材を多数生み出していたのです。
PCMは従業員一人ひとりの強みを知って、その強みを活かすためのとても有効なツールとしても活用できます。一人一人に対して、個別対応のマネジメントが可能になっていきます。全てのベースに人間関係があります。
「財務や技術と同じくらい、人を大切にするようにする。人の秘める大きな力を引く出すことで、巨大な時間、エネルギー、お金の節約を生み出すことになる。」
スティーブン・R・コーヴィー

人間関係や従業員のやる気は「損益計算書」や「貸借対照表」にはあらわれません。しかし数字に表れないからこそ、日頃から関心をもって取り組むべき課題だと考えます。「人」が儲けを生み出しているのですから。
商品開発、マーケティングなどももちろん大事なのですが、会社、チームとして人間関係、コミュニケーションについても、(経営の一環として)是非関心を持っていただきたいのです。当事務所では、アメリカの著名な臨床心理学者であり行動科学者でもあるテービー・ケーラー博士が生み出した即戦的な心理学PCMを用いて、まず職場環境の土台である良好な、そしてストレスの少ない人間関係づくりを行なっています。各従業員の個性を知ることによって、その組織で起こりがちな人間関係の問題やその対策も用意することができます。

法律面からだけでなく、心理学の視点からも経営者のお手伝いをさせていただきます。

ちなみに、ロバート・コンクリンが言う3つの方法の一つ、「状況を変える」とは、社長にとっても従業員にとっても、より良い職場を作り出すこと、社労士の立場から言うと、社内ルールの構築や、貢献度がきちんと反映さえる賃金制度、育成型の評価システム、ワークライフバランスの実現、ダイバシティ、メンタルヘルス対応、その他もろもろの環境づくりだと思っています。
「状況を変える」(環境づくり)と「自分を変える」(自分の成長)を両輪として会社を発展させていく、この2つの視点でお役に立ちたいと考えております。会社ごとに、PCMメソッドをベースに具体的な社内コミュニケーション(マネジメント等)、対顧客コミュニケーション(営業等)の仕組みづくり、社員研修も行っております。

まずは組織運営の基本となるコミュニケーションの質をPCM®(プロセスコミュニケーションモデル)を土台に高めていきます。

ワークライフバランス、働き方改革実現のためのPCM
ダイバーシティ(多様性)が求められる時代においては、お互いを理解するためのコミュニケーションが不可欠になります。暗黙の了解ではなく丁寧に伝えること、お互いの違いを認め合うための相互理解が不可欠になります。
ビジネスをつくっていく秘訣は、人間関係をつくりあげることです。お客様、上司同僚部下、お互いに認め合う人間関係を築かなければ、会社は長続きしません。会社の中にも正社員、契約社員、短時間労働者、在宅勤務、派遣、嘱託、パートタイマーなど、それぞれのライフスタイルに合ったいろいろな働き方をする人達が増えてきました。組織力で成果をあげるためにより一層コミュニケーションの質を高めなければなりません。ワークライフバランス実現、ダイバシティ対応など、全てにおいてコミュニケーション力を高めることが必要不可欠です。

すべての仕事の土台に人間関係があります。「人間関係」を築くことが仕事の目的ではありませんが、「人間関係」が成果に大きな影響を与えています。コミュニケーションへの投資は、必ず大きなリターン生みます。
多様性(ダイバーシティ)が職場の当たり前となる時代において、様々な価値観を持ち様々な形態で働く従業員間、様々な指向のお客様とのコミュニケーションの重要度は増すばかりです。
また、パワハラ、メンタルの対策にもコミュニケーション力の向上は必要不可欠です。
行動科学、心理学の基づくPCMを土台に、生産性、付加価値を高めていきます。

どうも最近の会社は、社内の雰囲気がギスギスしている氣がします。(もちろんすべての会社ではありませんが・・)コンプライアンス、コンプライアンスと二言目には言うので、何かにつけて法律論が優先するようなご時世になっています。そんな中、自分の義務を棚に上げて、権利主張ばかり声高に言う人が幅を効かせるようになってしまったのはとても残念なことです。こんなご時世だからこそ、逆に人間関係をもっと大事にする方向に努力するべきだと強く思っています。従業員と喜びをともにしたり、悲しみをともにしたりすることは、信頼関係作りの第一歩です。人間関係を円満にする土台作りにPCMを強くご提案します。すべての仕事の土台に人間関係があります。「社内の人間関係づくり」に是非取り組んでください。

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